シニフィアンになじむ

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雑記_秋葉原に引越しする

秋葉原に引っ越すことにした。


あの辺は千代田区に属し、地価が高い。
大学院という頭の病院に入院しているため、ようやく来年度から社会人になれる自分にとっては痛い出費になる。


それでも、高い賃料を払ってでも、秋葉原に住みたかった。勤務地から徒歩圏内であることを最優先にした。


通勤ラッシュは、ことさら都心に勤める社会人にとっては大きなストレスになるっぽい。始めは、いかに乗換えを少なく、最寄駅に近くするかを考えていたけれど、自分の通勤から「鉄道移動」をまるごと排することによって非常にシンプルな基準で家を選ぶことができた。


どうして徒歩圏内(≒通勤時間の短縮)に拘ったかというと、今現在の通学に片道2時間弱を費やしている生活が、もう何もかも面倒だから。


移動自体はとても楽(最寄り駅が始発駅なのでほぼ100%座れる。また、大学まで直通のシャトルバスもある)だけど、いかんせん時間がかかる。


「移動時間に本が読める」なんて言ってる場合じゃない。その2時間弱がなければ快適な室内で座って本が読めているんですわ。


リニアが開通すれば東京ー名古屋は40分で移動できるんだぞ。そんな時代に120分て。


末期(今のことです)には実際に移動していない時でさえも、まだ乗らぬ京王線に思いを馳せては「ウワッ、移動めんどくせえな」というストレスとも違うモニョモニョした気持ちになり、自室のテーブルに根を張るようになった。


デメリットももちろんあるけれど、近いことはとりあえず正義だ。大学(建築学専攻)で「歩いて暮らせる」みたいなキラキラコンセプトを何回も提案しておきながら、どうして自分には適用してあげられなかったのか。


大学院まできて何を学んできたんだ。
思えば都市計画は最初からずっと、距離との闘いだったのに。

 

早く気付けばよかった。(って嫁と反省した)