シニフィアンになじむ

良い按配を追求します / 全部ポエムです

難しいことを易しく、易しいことに深みを、深いことに面白さを。(見える化シンポジウム2019 自分用覚書)

f:id:NRT_Nn:20190303153002p:plain見える化シンポジウム2019 チラシ 

課題提起1:進歩したか、物質科学の見える化

藤堂眞治 東京大学大学院理学系研究科 / 物性研究所 教授
     ポスト「京」重点課題(7)で広報代表
 
何をわかってほしいと願って情報発信するかが大事
・一般的には動画が効果的
     ・ただし専門家向けには逆効果の場合もある
・デフォルメにより難しいことを易しく、易しいことに深みを、深いことに面白さを
     ・でも「わかりやすさ」と「正確性」は反比例しがち
・研究の価値や成果だけを強調しても、共感・共鳴は得られない
     ・手に取れるもの、形のあるもの
     ・研究の風景、プロセス、歴史、ドラマ
     ・研究者の興味、信念、熱意、こだわり
 
仮想現実VR/拡張現実ARの可能性
・シミュレーション結果の背景にある物理機構の発見、理解
没入型、対話性による強い共感・共鳴
・リアルで正確な、しっかりした物理に基づく情報の発信、見える化
  

課題提起3:若年層に向けた科学広報


矢田雅哉 筑波大学計算科学研究センター広報室
     ポスト「京」重点課題(9)での広報担当
 
コンテンツは短く
     ・文章なら2,3行で簡潔に。動画なら3分以内が理想
定期的なコンテンツ投下
     ・できれば日に数回。難しければ月イチ更新を心がけたい
・クリックしたくなる工夫
     ・中二病的なワードが入ったタイトルは押されやすい
     ・専門用語が当然のように入っているのは避けられがち
     ・ラノベのように、タイトルだけで内容の多くが予想できるのが理想
 

招待講演1:Vtuberによる計算科学の啓蒙にむけて


松原庄吾 株式会社クロスアビリティ
 
本郷モル バーチャルケミスト 本日初公開!f:id:NRT_Nn:20190303153440j:plain

キャラデザめちゃくちゃいいね

 

f:id:NRT_Nn:20190303153958j:plain

1人目のフォロワーになってゆく
 

招待講演2:図表や模型の上をみんなで歩くこと


番匠カンナ 番匠カンナ バーチャル建築設計事務所
      建築技術者コミュニティ「xRArchi」委員長

f:id:NRT_Nn:20190303153125j:plain

リアルタイムで動く番匠カンナ かわいいね
 
私(番匠カンナ)のような存在のことを次のように考えている人が多い
「2次元空間で・Vtuberが・1人で配信している」......しかしこれは間違っている
3次元空間で・Virtual一般人が・大人数で生きている」......これが正しい
 
今はまだだが、スマホのようにVR/AR機器が「ふつう」になった瞬間、
人類は魔法を使うようになる
 
人間が想像できるほとんどのことがバーチャル空間では可能になる
 
可視化、これを空間化(Spatialization)によって実現していきたい